「全段通し 仮名手本忠臣蔵」再々々演

遊戯空間公演

 

日程:2015年12月8日(火)~10日(木)

於:浅草木馬亭

 

 

作: 竹田出雲、三好松洛、並木千柳  構成・演出:篠本賢一

 

出演:佐々木梅治(劇団民藝)、をはり万造、山谷勝巳、池田ヒトシ、坂詰貴之、篠本賢一、加藤亮佑、丸本育寿、 草野峻平(劇団朋友)、川邊史也(劇団銅鑼)、観世葉子、神保麻奈、秦由香里、花村さやか

 

元禄時代におきた「赤穂事件」、これを題材に多くの作品が生まれましたが、なかでも事件から47年後に上演された『仮名手本忠臣蔵』は、この事件の劇化の決定版になりました。遊戯空間では、この『仮名手本忠臣蔵』を4年前から、所作や型のない「読むドラマ」として上演し、全段通しで2時間45分というスピーディーな展開に「歌舞伎よりもわかりやすい」「はじめて物語の全貌が理解できた」「歌舞伎を鑑賞する前にこれを見たらいい」など、多くの好評を頂いてまいりました。

 

 

歌舞伎・文楽で現在行われている「通し上演」は、たいてい二、八、九、十段目をカットした短縮版で、「加古川本蔵」という重要な登場人物のエピソードが割愛されています。「加古川本蔵」のモデルは、松の廊下の刃傷の際、浅野内匠頭(劇では塩谷判官)を羽交い絞めにし、判官に止めを刺させなかった梶川与惣兵衛で、のちに武士の情けを知らぬと非難された人物です。この本蔵一家と由良助一家の確執を描いた九段目「山科閑居」は、まさにこのドラマの核ともいうべき段で、割愛してしまっては『仮名手本忠臣蔵』の魅力が半減してしまいます。また、十段目には、討ち入りの合言葉「やま」「かわ」にまつわるエピソードが描かれ、義士たちの敵討ちを市井の人々がどう感じていたかという、言わば外伝的な面白さがあります。この上演では、主要な登場人物を余すことなく登場させ、大序から討ち入りまでを一気にお目にかけます。全段を通すからこそ見えてくるこのドラマのダイナミズムをぜひお楽しみください。

舞台写真(撮影:宮内勝)

チラシ

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